なぜか今になって、ブルース・リー

ブルース・リーの映画なんて1本も観たことないのに、痺れる。カッコいいとかなんとか、そんなことはどうでも良くて、その理由は、あの格闘の際に発する声と彼の真に迫った表情。そして痺れる本当の理由は、彼の人生の中にあったのだと思った。

致命的な体の故障を抱えながら、刹那の中で生きていた彼の人生。時間が惜しくて仕方がなかったのだと想像する。

「水のように生きなさい。水は決して、留まることはない」どんな形にも変化することができる」
「頭で考えるな。体で感じろ」
彼の語った言葉は、痛烈に感性に響き、共感を得ることができてしまう。

ジョン・レノンのヴォーカル、ミック・ジャガーのパフォーマンス、スティーリー・ダンのサウンド、ビル・エヴァンスの演奏 etc……
人の心を揺さぶるものには、何か真に迫る、そして普遍的な共通点がありますね。

ブルースは32歳で亡くなったものの、60年、70年生きていても、どうでもいいような人もわんさか、この世にはいるわけだから、太く短い人生の何が悪いのかと、つくづく思った。

ちなみに、ブルース・リーの映画の中で、個人的にいちばん興味があるのは『死亡遊戯』だ。あの、巨人を相手に戦うシーン、コスチューム、そしてあの表情。なぜか、理由もなく心を惹かれてしまう。


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