ABCヤングリクエストの後の放送局のエンディングのオルゴールのメロディー

ずいぶん以前に関西には『ヤングリクエスト』というラジオ番組があって、洋楽と歌謡曲そしてイージーリスニングまでが一緒になった音楽のベストテンが放送されていた。ポール・モーリア グランド・オーケストラ (LE GRAND ORCHESTRE DE PAUL MAURIAT) 、カーペンターズ (Carpenters) 、ベイ・シティ・ローラーズ (Bay City Rollers) と一緒に西城秀樹やキャンディーズが流れてくる、という、今思い出すとかなり異次元な感覚なのだが、当時のAM放送ではそれが当たり前だった。

番組は22時から始まり、早朝の3時に終わるのだが、私はまだ子供だったため、あまり遅くまで聴いていると、別の部屋で寝ていたはずの父によく「早く寝なさい!」と叱られた。

とは言ってもラジオを聴いているうちに眠ってしまうことがほとんどだったため、番組を最後まで聴くことは稀だった。そして、父に聴こえないように音を小さくして耳を凝らしながら、たまに最後まで起きて聴いていたことがあるのだが、そのとき番組のエンディングテーマが流れた後に、「この後明け方の5時まで放送が休みになる」旨のアナウンスが入り、その後に放送局のエンディングとして、オルゴールのメロディーが流れていた。

このオルゴールのメロディーが秀逸で、繰り返し聴いているうちに何とも言えない不思議な気分になってくる。もしもあの曲を作曲したのが「浪花のモーツァルト」ことキダ・タローさんだったら驚きだな、と思ってある夜、密かな期待を抱きながらWebで調べてみると、オープニングテーマとエンディングテーマがキダ・タローさんの作品だということが判明した。しかし、オルゴールのメロディーもキダ・タローさんの作品なのかどうかはわからなかった。その代わり、何と当時流れていたそのオルゴールの曲を発見して聴くことができた。

http://nicoviewer.net/nm3813247

またYouTubeではヤングリクエストのオープニングテーマ及びエンディングテーマ、さらには最終回の録音まで聴くことができた。Webで聴く古いラジオ番組。ちょっと不思議な感覚だった。

摩訶不思議黄昏色楽団 (Magical Twilight Orchestra) のいずれ発表される予定のアルバムの中に実は歌謡曲をテーマにしたアルバムがある。これは当時の歌謡曲を摩訶不思議黄昏色楽団 (Magical Twilight Orchestra) が復刻するというわけではなく全てオリジナルの楽曲になるが、ベースにはヤングリクエストや当時のテレビで見たり聴いたりした西城秀樹、野口五郎、山口百恵、ピンク・レディー、西川峰子から宇崎竜童といった昭和の歌謡曲のイメージがある。そしてアルバム全体として「歌謡曲」を描く、という企画だ。

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