未発表アルバム『絆 (Kizuna) 』

ジョン・レノン (John Lennon) があの銃弾に倒れたとき、誰かがこんなことを言っていたのをなぜか今でも覚えている。人間は生きる力を失ったとき、死んでいくのだ。そして、それが寿命なのだ、と。それが正しいのかどうかはわからない。また、手塚治虫はその作品『火の鳥』の中で、生きるということの意味を問いかけた。「生きる」ということ。そんなことに意味があるのかどうか、わからなかった。今でもよくわかっていないのかも知れない。意味があるとすれば「ただ生きる」ということだけだと思っていた。考えても仕方がない、とさえ思っていた。

しかしその後、少し観点が変わってきた。それは、人は一生のうちにやらなければならないある使命が定められていて、それを全うしなければ、死なせてももらえないのかも知れない、ということだ。だからといって、生きるということの意味がわかったわけでもなんでもないことには変わりはないのだが。

摩訶不思議黄昏色楽団 (Magical Twilight Orchestra) のまだ未発表だが、8枚目のアルバムとして発表される予定の『絆 (Kizuna)』という作品がある。それはタイトルが示す通り、まさに「絆」をテーマにしている。親と子供、親と親つまり夫婦、祖父母と子供、子供とそのまた子供・・・・・・。絆は受け継がれてゆく。家族の絆は切っても切り離せないもの。一緒に暮らす動物も同じ。このアルバムは個人的にとても大切な意味を持つアルバムで、このアルバムを完成させない限り、自分は死なせてももらえないのだ、と思っている。だから、どんなことがあっても、なんとかして、最低でもこのアルバムまでは完成させたいと思っている。さらに欲を言えば、12枚目のアルバムとなる『愛と永遠のバラード』(すごいタイトルだと思うが、このままでいいと思っている) までを完成させたい。楽曲のストックは年々増殖を続けているので、それらを贈り続けるのが今現在の自分に与えられた使命なのだ、と解釈している。そして、そういうものが誰にでもあるのだろうと考えている。絆、縁そして一期一会。日本という国には素晴らしい観念がある。そしてそれらには人によって細かな解釈の違いがあるかも知れないが、最終的には「生きる」ということにも繋がっていくような気がする。

さて、例えば3年後にはさらに欲が膨らみ、20枚目のアルバムまで完成させたい、とか思っているのだと思う。そうするとある時、そんな人間に呆れた神様や仏様がやって来て「お前さんはもういいよ。充分ですよ」って肩を叩かれたりして。。

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